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Inquiry

トップメッセージ

President&CEO

新型コロナウィルス(COVID-19)の世界的な感染拡大により、人の移動は制限され、世界経済は大きな影響を受け、 海運・造船業界を取り巻く市場環境は、新造船の発注が極端に減少し、プロジェクトの繰り延べ、一時中断等、先が見えない状況となっております。

各国色々な対応策を取っておりますが、経済活動を再開すると再び感染者数が増加するという傾向を繰り返しており、如何にコロナウィルスと共存し、大きなクラスターを発生させることなく、爆発的な感染拡大を抑え込む事が出来るかが、今後の経済活動の回復には必要な状況です。もちろん、ワクチンや特効薬の開発にも期待しますが、共存するという 考え方を持ち、生活様式や業務手法を改善・工夫することが重要であり、この機会を捉え、新たなビジネススタイルを 構築することが重要と考えます。

一方、地球温暖化は着実に進んでおり、近年は増々、異常気象現象の発生頻度が増加し、自然災害の増加が危惧され ます。これを自然災害と称して良いのか?議論の余地はあると考えますが、地球環境を我々人類が一体となって守ると いう意識を浸透させ、環境問題に積極的に取組み、世界中の人々が相応の負担をすることが必要と考えます。 船舶・海洋分野において、NOxとSOxはIMOによる環境規制強化施策が既に開始されている段階です。今後は、CO² 削減施策のEEDI規制強化から、GHG排出規制、ゼロエミッションへの取組みと続き、燃料転換や環境対策技術・設備 追設等の対策技術の適用のための研究・開発が急ピッチで進められており、将来の推進システムや船内電力を含めた エネルギーマネージメントの検討が始まっている状況です。

造船・舶用機械業界は、将来の方向性が変革するゲームチェンジの時に備え、非常に重要な検討時期を迎えており、当社も新型コロナウィルスの影響はありますが、Web会議等を駆使し協議を進めて いる状況です。 今回のMEET NEWS18号では、当社の取組状況を紹介させていただいております。三菱重工グループ内外の脱炭素燃料サプライチェーン技術や低炭素、脱炭素社会に向けた環境対応技術を海運・ 造船分野にいかに適用して行くか、また舶用化するためのコンパクト化や取扱いの簡素化等に今後取組みます。また、デジタライゼーションを含めた、業務の効率化や新たな工法を取入れることで の抜本的な設計変更にも取り組んでまいります。 当社は、今後とも、初心を忘れず、変革に果敢に挑戦し、良質な製品 とサービスの提供を通じ、お客様に必要とされ、信頼される会社で あり続ける事をモットーに活動してまいりますので、よろしくお願いします。

取締役社長 堀 俊明